15/P22 |
事業継続に必要な協力会社の緊急連絡先リストを作成し、わが社の安否確認システムに連絡先を登録しています。定期的に実施している安否確認の訓練にも参加してもらうことで、わが社の BCP の実効性確保だけでなく、協力会社の意識改善にも繋がっています。 |
16/P23 |
緊急時を想定した財務診断の過程で、自社が災害でも○ヵ月分生き残れる資金(現金)を確保していることが分かり、それを取引先にアピールすることで、信頼獲得・取引拡大に繋がりました。 |
17/P25 |
経営トップ自らが、日頃から取引先金融機関との情報共有を密に行ったため、緊急時のみならず平時においても融資を受けやすい関係を構築することができました。 |
18/P26 |
現在加入している火災保険の補償内容を見直し、加入を検討している地震保険についても自己負担額や契約方式を再検討したところ、 火災保険料の削減と新たに地震保険の加入ができました。 |
19/P28 |
BCP の発動については、様々な情報にもとづいて的確かつスピー ディな判断が求められます。日頃から BCP の発動をイメージすることや、BCP の訓練等を通じて培った“判断力”は、日頃の意思決定にも役立っています。 |
20/P30 |
緊急対策本部要員の本部参集訓練を行うことで、対応体制の最新化が図れるようになっただけでなく、危機管理に対する意識が全社的に向上しました。 |
21/P31 |
全社を巻き込んだ BCP の訓練を行った結果、経営層と従業員の間のコミュニケーションが活性化しました。この延長で日常業務においても従業員から積極的に意見が出てきています。 |
22/P32 |
策定した BCP の確認や見直しを定期的に実施できるとともに、引き継がれた担当者の参画意識を高めることができました。さらに組織的なコミュニケーションの活性化にも繋がりました。 |
(事業拡大)
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教育や周知徹底の一環として行っている従業員向け BCP 研修会の 質疑応答の中で、自社製品として災害に強い新商品のアイデアが提示され、当該商品の開発・販売により売上の向上に繋がりました。 |
24/P35 |
気がついたら、日常会話の中で従業員に BCP に関する問いかけを行っています。それにより、経営層と従業員との風通しが良くなり、 今では、現場の従業員から BCP に限らず、様々な意見が上がってくるような社風ができました。 |
25/P36 |
BCP 訓練により、経営層から一般の従業員に至るまで、全従業員が災害に対する危機意識を向上させることができした。また、現場 レベルでの BCP 訓練を通じて、新たに改善活動を推し進めることができました。 |
26/P37 |
自社で BCP の読み合わせや初動訓練をしていましたが、協力会社を巻き込んで BCP を検討したところ、電源や通信手段の確保等同じような対策が必要であることがわかりました。その結果、一括して対策することでコ ストダウンにも繋がり、お互いの課題も解決できました。 |
27/P39 |
経営層を巻き込んだ BCP の検討会を行い、製造部門では判断がつかなかった製品の優先順位がスムーズに決まりました。また、各部門が業務継続に必要な情報を収集し、共有する手段を検討した結果、社内イントラの新たな活用方法が見出され、日常業務の効率化にも繋がりました。 |